質問 |
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| QNo.4001013 | 黛まどかの最新作の文法について | |
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| 質問者:tinosannpo0811 |
黛まどかのホームページやNHKの放送で、 「その中のしたたる星として現るる」 が最新作として紹介されていました。パリで月からの地球の映像をみて詠んだ由。 この”現るる”(あるる)は、文法上はどういう構成なのでしょうか? ”現る”だけなら、「生れる、発現する」の修辞的表現として理解できるのですが。 どんな形でもけっこうですから、見方を示していただければ幸甚です。 |
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困り度:
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| 質問投稿日時: 08/05/06 10:04 |
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回答良回答20pt |
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| ANo.2 | > 確認したいのですが、「あるる」で連体形なのでしょうか? はい、そうです。「あるる」が連体形です。 たとえば、「ある」を用いた「生れる命」「発現する力」に相当する表現は、「あるる命」「あるる力」となります。 「係り結び」を用いた表現ですと、「命ある」が「命ぞ(なむ・や・か)あるる」となります。 なお、詳しく分けていうと、「あ」が語幹、「るる」が連体形の活用語尾です。 > 「現(あ)る」の下二段活用をすべて示すとすると、どうなるのでしょうか? 「現(あ)る」は、「る」/「れ」とラ行音で活用しますので、ラ行下二段活用です。 以下、「和歌入門附録 和歌のための文語文法」よりラ行下二段活用の部分を引用します。 http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/intro/dousikatuyou.... −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 下二段活用 行 基本形 語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 ラ 濡る 濡(ぬ) れ れ る るる るれ れよ 他例 憧(あくが/あこが)る 荒る 暴る 溢る 現(あらは)る 生(あ)る 熟る 埋もる うらぶる 遅る/後る 恐る 訪る 溺る 隠る 枯る 離(か)る 切る(自) 崩る 暮る 穢る 焦(こが)る 零(こぼ)る 壊る 寂る 時雨(しぐ)る 知る(自) 撓(しを)る/萎る(自) 擦る/磨る/摩る(自) 戯(たはむ/たは)る 倒(たふ)る 黄昏る 垂る 疲る 潰る 連る 流る 慣る/馴る 外る 離(はな)る 晴る 触(ふ)る 乱る 結ぼる 群る 窶る 分かる/別る 忘る 折る(自) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ここでは、「他例」の中に「現(あらは)る」に続いて「生(あ)る」という形で出てきています。 「濡る」では、語幹が「濡(ぬ)」なのに対して、「現(あ)る」は語幹が「現(あ)」で、未然形〜命令形の活用語尾は同じです。 したがって、語幹と活用語尾を続けて書くと、 基本形 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 「現(あ)る」 あれ あれ ある あるる あるれ あれよ となります。 (ワープロ等にコピー&貼り付けをして等幅フォントでごらんください。プロポーショナルフォントでは表の位置がずれます。) あと、ありきたり、というか、定番ですが、以下のサイトも参考になさってください。 下二段活用 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E4%BA%8C%E6%AE%B5%E6%B4%BB%E... |
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| 回答者:kogotokaubewe | |
| 種類:回答 どんな人:経験者 自信:自信あり |
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| 回答日時: 08/05/08 16:19 |
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| この回答へのお礼 | よく分かりました。 大変ありがとうございました。 |
回答 |
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| ANo.1 | 「あ(現)る」は文語(古語)の下二段活用の動詞ですので、「あるる」は、その連体形です。 連体形が用いられているのは、終止形でなく連体形で文を終えることにより、感動(余情・余韻)を込める用法です。 連体止め・連体形止め・連体中止法などと呼ばれます。 google, yahoo! 等で検索してみてください。このサイトの回答もけっこうあります。 |
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| 回答者:kogotokaubewe | |
| 種類:回答 どんな人:経験者 自信:自信あり |
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| 回答日時: 08/05/07 16:17 |
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| この回答へのお礼 | 早速のご開示ありがとうございます。 確認したいのですが、「あるる」で連体形なのでしょうか? 「現(あ)る」の下二段活用をすべて示すとすると、どうなるのでしょうか? よろしければお願いいたします。 |