質問 |
||
| 質問者:makegumi | スワップ投資法(サヤとり)について | |
|---|---|---|
困り度:
|
スワップ狙いの投資法を考えています。 たぶんサヤ取りという投資法だと思います。 まだ机上の空論レベルですのでご意見をお願いします。 FX会社のツールで調べたところ、過去3年のデータではユーロ円とスイス円は相関性が約0.97あり他のドル円やクロス円と比べても一番相関性が高いのが分かりました。 ですからユーロ円のロング(スワップ約+1600円・1ロット)、スイス円のショート(スワップ約−500円・1ロット)を持てば、1日で約1100円のスワップ収入が見込めます。 これは双方の値動きがまったく同じであれば差益を相殺してリスクは少ないといった考えです。 しかしこの相関性も当然一定ではなくて、一方あるいは双方が暴走してしまうと損失となってしまいます。(たとえばユーロ円が下降してスイス円が上昇してしまうような動き・これと反対の場合は大きな利益になります) つまり正の相関にあればプラスマイナスゼロでいいのですが、マイナス方向への逆相関になってしまうと比較的大きな損失となってしまいます。 その他、ドルストレートでは、ユーロドルとドルスイスが−0.96と逆の相関性があるので、この2通貨ペアをロングすればどちらも+スワップなのでいいかと思いました。 しかし、これはスワップが小さすぎて実用的ではないかと思います。 ユーロ円とスイス円でこのスワップ狙いをやる時には、どのようにタイミングを計れば良いでしょうか? 自分で考えたのは、2通貨ペアの乖離状態などを調べるといいかと思っています。 長期チャートの分析で、ユーロ円が安値から上昇中、スイス円が高値から下降中の時などがいいのかと思っていますがどうでしょうか? また根本的な疑問なのですが、これはユーロスイスを単純にロングしたのと同じことなのでしょうか?もしそうでしたらあまりこの投資法に意味はないかとも思えてしまいます。(ユーロスイスの買いスワップ約750円ですから2通貨分散の方が得なような気もします) なので、たとえば高金利通貨のNZD円を単独でロングして、下げ基調となれば両建て、あるいはスイス円ショートでヘッジしたほうが簡単なような気もしてきました。 知識もないのに考えすぎて混乱してしまっています。 質問したいのは 1 さや取りという投資法が片張りに比べ有効(有利)なのか? 2 有効であれば、エントリータイミングはどのようにすればいいのか? ご回答よろしくお願いします |
|
質問投稿日時:08/04/19 13:44 質問番号:3959603 |
||
回答良回答10pt |
|
| 回答者:keilock | >また根本的な疑問なのですが、これはユーロスイスを単純にロングしたのと同じことなのでしょうか? ユーロ/円とスイス/円を同時にエントリーするならば、ユーロ/スイスを単純にロングするのとほぼ同じです。 ほぼ同じというのは、例えば1万ユーロ/円に対して、同数のスイス/円をもつのが難しいからです。 例 1ユーロ/円 150円 → 1万ユーロ/円ロング 1スイス/円 100円 → 1.5万スイス/円ショート これで 1万ユーロ/スイス のロングと同じです。 よって、スワップにしても、1600円−750円=950円となります。 通貨ペアの相関係数を利用する際には、それぞれのペアが同数になるように調整する必要があります。 証拠金が2倍必要となるので、スワップ狙いならば、単純にユーロ/スイスをロングすることを薦めます。 ちなみに、私も同じことを考えて、GBP/USDとUSD/スイスのロングをもつことをしてました(>_<")。 この手法が有効なのは、同時にエントリーするのではなく、それぞれが安くなったタイミングでエントリーするのがいいのですが、(そうすると、現在より安いユーロ/スイスのポジションをもつのと同等になる)片張りの状態があるので、安全とはいえなくなります。 |
|---|---|
| 種類:アドバイス どんな人:経験者 自信:参考意見 |
|
| |
回答日時:08/04/21 01:37 回答番号:No.3 |
|
| この回答へのお礼 | ご回答ありがとうございました。私の結論としてはユーロ円ロング、スイス円ショートは、その割合できっちりとはならないけどユーロスイスをロングするのと同じである。こういったことが分かりました。(他の通貨にしても同じ) ネットなどで「サヤ取り」を調べますと必ず「ユーロスイスの片張りと同じだからさや取りは意味がなく効果がない」といった論調となります。私も若干そういった意見に納得できますけど、はたして同じ通貨があるからFXでさや取りは意味がないのでしょうか? 証拠金の関係などでは若干不利になるようですね。 ですが、エントリータイミングを計るといった意味では、ユーロ円とスイス円のサヤの拡大・縮小を分析するといった手法は有効かと思います。 そのサヤを分析して、あえて2通貨ペアを持たなくてサヤの結果によりユーロスイスを片張りすることも有効でしょう。いわゆるサヤをテクニカル手法のように使うということです。結局はユーロスイスのテクニカル分析をしているのと同じですね。 私自身のスワップ狙いといった質問の趣旨から少し離れさや取りのことばかりになってしまいました(すみません!) ちなみにスワップを計算してみました。 1日のスワップ ユーロ円1620円 スイス円-520×1.5 −780円 合計840円 ユーロスイス7.4 CHF(754円) 2.5ロットと1ロットですから ユーロスイスを同数ロングすると1885円ですね。 確かに資金効率では不利ですね。 こう考えますと、先ほど書いたようにサヤをテクニカルとして使いユーロスイスを片張りしていくといったことがいいのかもしれません。(もちろんサヤだけでの分析ではなくて他のテクニカルも参考にします) ですから現状での結論はサヤを分析してユーロスイスを片張りするのがいいといったところですが、これはさや取りという手法を否定しているのではありません。(この考えに矛盾はあるでしょうか?) もうひとつの疑問は「片張りの変動率が0.3-0.6%、サヤ取りは0.12%」ということですが、この数値の根拠などがよく分かりません。 |
回答良回答20pt |
|
| 回答者:uetoaya | No.1の者です。 回答の前に、一言申し上げます。 貴殿が当方と違って、潤沢な資金があり、高度な資金管理能力と強靱な精神力と体力を持ち合わせ、FXを専業にしようと考えているのであれば当方の意見は参考にならないかもしれません。 一方、貴殿が当方のように、なけなしの少額資金で、人並みの精神力や体力でFXを副業として取り組むのであれば、些少ながら参考にして頂ければと思います。 >どうやらさや取りの考え方を取り入れたスワップ収入の手法 スワップ益で収入が得られるのはFXの魅力ですね。株式や商品でサヤ取りをしても手数料が日々搾取されるのが落ちですから。ただ、スワップ収入ばかりに囚われた場合に想定されるリスクを考えてみました。 1.相場の変動に対処するため常に証拠金の維持率に注意する必要がある(追証の連続に陥る危険性) →サヤの動きがボックスレンジ内であればいいのですが、時にいや、往々にしてテクニカル分析がファンダメンタルズに負けてしまう場合があります。投資方法にもよりますが、当方の場合は投資金額を口座資金の半分以下として、損切りラインと期待値ラインを決めて売買をしています。そのため、追証は一度もしたことがなく、精神的に余裕が生まれます。 2.エントリーのタイミングの頻度が少ない。 →サヤ取りのデメリットは当方の手法(日足ベース)の場合、エントリータイミングの頻度が少ないことが挙げられます。そのうえ、スワップ益が常にプラスになるような組合せ(例えばEUR/JPY買い、CHF/JPYなど)に限定してしまうとその頻度はさらに少なくなります。 <まとめ> 貴殿が長期(数年〜10年)、短期(数週間〜数ヶ月)、超短期(数日〜数週間)でトレードするのかで上記リスクはそれぞれ異なってきますが本質的なリスクは変わらないと思います。含み損をホールドした状況で「スワップ益があるから大丈夫」という考え方をお持ちにならないことを切に願います。 >EUR/GBPというストレート通貨がありますので単純にこちらをボリンジャーバンドなどで分析して片張りしていくのと同じではないかと思うのです。 正に、貴殿はサヤ取りの核心を突かれていると思いますが、このような理論を考える前に一度エントリーしてみてはいかがでしょうか?多少なりとも糸口が見えてくるかもしれません。話を戻しますが、サヤ取りと片張りの違いは変動率が異なります。ある資料を抜粋しますと「片張りの変動率が0.3-0.6%、サヤ取りは0.12%」と書かれていました。当方はこれだけで納得しました。 <まとめ> サヤ取りの場合、例えばGBP/JPY1に対し、EURJPY1.5と比価を調整してヘッジ効果を均一にして売買します。一方、EUR/GBPの片張りの場合は何をヘッジするのでしょうか?両建てすることでしょうか?ある通貨を両建てすることに何の意味があるのでしょうか?当方には、そのような不合理な投資法はサヤ取りとは異なるように思います。 以上が、当方の些少な知識や経験から言えることです。より、詳細かつ明確なご回答を希望される場合は「参考URL」を新たに参照して頂ければと思います。なにぶん、公な場なので大きく割愛して申し上げましたが貴殿の疑問解決に至らなかった場合にはご了承下さい。 |
|---|---|
| 種類:アドバイス どんな人:経験者 自信:参考意見 |
|
| |
回答日時:08/04/20 17:00 回答番号:No.2 |
|
| 参考URL: | http://www.sigma358.com/ |
| この回答へのお礼 | 大変ご丁寧なご回答ありがとうございました。まさに実践者の声として読ませて頂きました。 既に、詳細なご回答を頂けたのでこの質問を締め切ってもいいのですが、できれば反対意見なども聞きたいためもうしばらくこのままにしておきます。 私の場合はさや取りは比較的長期ポジになりそうですからスワップも考慮したいと思っていましたが、そうすると投資機会が激減してしまうようですね。 参考サイトやアマゾン、ブログなどでさや取りについて調べてみました。アマゾンの書評では否定的な意見なども見られました。 しかしFXの場合はEUR/GBPがあるからさや取りの手法は使えない(こういった意見が多かったです)というのはどうかなと思っています。 参考サイトは少し高額教材のようですので自分で簡単なエクセルファイルを作り(単なるA通貨とB通貨の差を算出するもの)、それをグラフ化してみました。またGFTのチャートでは2通貨をオーバーレイできますのでサヤの拡大縮小などが視覚的に分かりますがボリンジャーバンドは上手く表示できませんでした。それとハーベストフーチャーズという会社では、さや取りの「さや棒」やボリンジャーバンドなどを表示するチャートツールがあるようなので口座開設してみようかと思っています。 変動率の数字は単純に3分の1以下ということでしょうか? これであればかなりリスクが軽減され特にプラススワップのペアであると安定的ですね。商品先物などと違ってまだFXではさや取りが認知されていないようです。デモトレードで充分に検証してみることにします。 |
回答 |
|
| 回答者:uetoaya | はじめまして、クロス円でサヤ取り実践中の者です。 以下はご参考までに。 >1 さや取りという投資法が片張りに比べ有効(有利)なのか? 当方の戦績(利回り)からいえば、現時点でサヤ取りは+39.5%、片張りは-4.4%なのでサヤ取りの方が「有効」なのでしょうか・・・。 (貴殿の「有効」の定義を理解していない回答でしたらお許し下さい) >2 有効であれば、エントリータイミングはどのようにすればいいのか? 当方はボリンジャーバンド(期間は秘密です)で±2σをある程度(具体的な数字は秘密です)反転したときを仕掛け(エントリー)のタイミングとしています(もちろん、その通貨ペアを仕掛けるまでには、貴殿のおっしゃるとおり相関係数やその他いくつかのデータを統計処理し、その通貨ペアが成功する確率を算出して、最終的にボリンジャーバンドでサヤを追って行きます)。 <補足> 当方はスワップ益をほとんど考慮していません。サヤ取りはあくまでも為替差益のみで損益を重ねるものだと思っています。当方の過去の取組でも短期で1日、長期でも2週間ほどで損益が確定します。その期間のスワップ益なんて為替差益に比べれば霞むほどです(ちなみに当方はレバ100で取り組んでいます)。そのような理由から、当方は拡大狙い・縮小狙い共に積極的に仕掛けています。 以上が、貴殿の期待した回答であることを祈ります(論点がずれていたらすみません)。また、貴殿の今後の投資活動の成功を重ねてお祈りします。 |
|---|---|
| 種類:アドバイス どんな人:経験者 自信:参考意見 |
|
| |
回答日時:08/04/20 00:11 回答番号:No.1 |
|
| 参考URL: | http://www.sayatori.info/index.html |
| この回答へのお礼 | ご回答ありがとうございます。大変参考になりました。またリンクしていただいたURLも非常に興味を持ちました。 私の場合は、どうやらさや取りの考え方を取り入れたスワップ収入の手法を考えているようです。 ところで、ことFXのさや取りとなると本当に有効なのか?という根本的な疑問があります。質問でも書きましたけど、EUR/JPYとGBP/JPYの相関性を分析し、そのさや取りをしようとします。 するとFXではEUR/GBPというストレート通貨がありますので単純にこちらをボリンジャーバンドなどで分析して片張りしていくのと同じではないかと思うのです。 ですが、EUR/GBPのストレート通貨では売買タイミングが難しいので、これをEUR/JPYとGBP/JPYと分解?してさやの拡大・縮小を分析して売買するといったことがやはり有効(有利)な方法なのでしょうか? FXの場合は、先ほど例示しましたとおりEUR/GBPというペアがありますので株式や商品の市場とは少し違っているような気がします。 なにかFXでさや取りを考えていると、「鶏が先かタマゴが先か?」といった感じで訳が分からなくなってしまいます。 >当方の戦績(利回り)からいえば、現時点でサヤ取りは+39.5%、片張りは-4.4%なのでサヤ取りの方が「有効」なのでしょうか・・・。 この好成績からおそらく片張り分析よりも、さや取りの手法で分析してある一定のルールが見いだせればこのような好成績になるのだと思います。 ですからしつこいですが先ほどの例ですと、EUR/JPYとGBP/JPYのサヤを分析してEUR/GBPの1ペアか、EUR/JPYとGBP/JPYの2ペアを売買する。あるいはEUR/GBPを分析してEUR/GBPの1ペアか、EUR/JPYとGBP/JPYの2ペアを売買するといったことで同じ事かもしれません。 あるブログでは「EUR/JPYを売って、GBP/JPYを買うようなサヤ取りは、取引数量の完全な調整ができないため、EUR/GBPの売りとイコールにはなりませんが、大きくも違いません。ということは、EUR/GBPに上昇トレンドが発生したらアウトなわけです。」などと書かれていましたがこれは正解だと思います。 しかしこの文章は「EUR/GBPの片張りで売りをしている時に、EUR/GBPに上昇トレンドが発生したらアウトなわけです。」と同じことですよね? あいかわらず頭が混乱してしまっています。 ご助言などありましたらよろしくお願いします。 |