質問 |
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| 質問者:natsuoka | 油絵のキャンバスについて | |
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困り度:
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独学で油絵を学んでいます。今まで張りキャンバスを買ってきて、木炭で下書きし、適当にテレピンで薄めた色をのせてからペインティングオイルを使ってかいていました。入選経験もありますが自己流で、不透明色で厚塗りするので下地とかやる意味がわからなくて気に留めたことがありませんでした。最近ロールキャンバスから張って使えるようになりたいと思い、まずは生の生地じゃなく白いのがすでに塗ってあって切って張ればすぐ使えるやつを購入したいのですが高いのは買えないし安すぎるのは不安だし色々あって良くわかりません。(1)習作・公募などにも使える手頃なものをご存知でしたら教えてください。また(2)アクリル・油画兼用だと油を吸いすぎでマットな画面になるとか、それを防ぐために下地(絵の具?)を塗るといいんでしょうか?安価なロールキャンバス(アクリル・油兼用など)でもそれを塗ればマットにならず艶のある画面が作れるのですか?(3)下地とは絵の具でいいんですか?よくイエローオーカーを塗ってるけどあれが下地なんでしょうか?(4)ジェッソとかエマルジョンとはなんですか?色々質問が多くてすみません。私のような独学のものでも「わかりやすく・詳しく」説明されている本(基礎的な技法書?用具の本?)など、ありましたらぜひぜひ教えてください。立ち読みしましたが、色々あって読めば読むほどこんがらがって何か混同してるようでどうもどれを買えばいいかわかりません。恐縮ですがよろしくお願いします。m(>_<)m | |
質問投稿日時:08/04/03 03:36 質問番号:3917777 |
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回答 |
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| 回答者:llama | 質問者さん。どうも私の説明が悪かったようですね。 まずは、キャンバス(基底材)の素材から説明すべきでした。 キャンバスと言うのは麻布の上にニカワを塗って、その上に 油絵の具の白(や中間色)またはジェッソ(アクリルのとは限り ません)などを塗ります。これが地塗りです。 (売っているキャンバスの状態ですね。) その上に何層も下地の絵の具を重ねても剥離し易くなるので 1層〜2層下地の油絵の具を重ねるぐらいですね。 ですからニカワの上の層は油絵の具でなければいけないわけではない のであのような表現の文章になってしまいました。 基底材(麻布や木材や紙)をニカワや糊で遮断していれば 油絵の具を塗ろうが、ジェッソだろうが油絵の具で描けます。 違う素材のために油がツヤ引けするならルツーセを塗ればいいのです。 それに、油絵の具もアクリル絵の具も水彩絵の具も色漆も岩絵の具も 顔料自体は同じものを使っている場合が多いので顔料の比重とすべき でしたね。混乱させてすみません。 テンペラと油絵の具の混合技法だとタブローは大体石膏地(ジェッソ) ですし、油彩キャンバス自体油絵の具を塗っているキャンバスは 最高級品です。だいたいはアクリルジェッソに似た絵の具を塗って います。油絵でキャンバスのニカワの上の層に塗るもので 一番相性がいいのはもちろん油絵の具ですよ。 しかし、チューブの油絵の具の白では油分が多すぎて下地に 使用するとツヤ引きを起こしやすいので油を紙などで吸わせて きってやる必要がありますし、ポピーオイルで練ってあるため リンシードオイルで練り直す必要があります。 要するに手間がかかりすぎるんです。ドーサ引きの麻布を買ってきて アクリルジェッソを塗って、ルツーセで一層目を遮断してやるのが 一番簡単で手間がかからない方法です。 でも結局最後はシルバーホワイトの顔料をリンシードで練った 絵の具が一番下地としては最高なのですが・・・。 また元からあるキャンバスに絵の具で色味をつけた下地にする というのは白色だと明暗が付けづらいので中間色にする 場合と、上に重ねる色身を考えてキャンバスの色を決定する場合が あります。 油絵の具で下塗りにする場合もありますし、発色のことを考えて 違う素材の絵の具の下塗りにする場合もあります。 テンペラで色味をつけて油絵の具を重ねていく方法とか 色々あるので、下地塗り=油絵の具ではありません。 でも、それは材料を色々知っていないと分からないですし、 今は下地=油絵の具で差し支えはないと思います。 |
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| 種類:回答 どんな人:経験者 自信:参考意見 |
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回答日時:08/04/04 21:29 回答番号:No.5 |
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回答 |
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| 回答者:hirarno36 | NO2です。 下塗りにジェッソを使わなかったのは文中にあるように、ジェッソ自体石膏を溶いたようなものですので、後々支持体から絵を剥がし保存するときにひび割れしないかと心配してのことです。剥がして保存するのはスペースの関係ですので(支持体の枠も何回かは再利用でき、節約になります。結構高いので)、支持体ごと保管する場所さえあればジェッソでも全然かまいません。シルバーホワイトを使ったのはジェッソに比べて粘り気がありひび割れしにくそうだったからです。ケースバイケースです。 疑問のホワイトを下塗りするのは画面を輝かす効果があるからです。発色の問題で効果があるようです。もちろん市販のものをそのまま使っても差し支え有りませんが、できれば何か下塗りしたほうが深みのある発色の良い画面になる場合が多いのでお勧めします。(ちょっとの手間ですよ) 小型のキャンバスでの野外製作にはホワイトはまぶしくて使いにくい場合があります。そのときはイエローオーカーやバーントシエンナを使っています。下地が万が一見えた場合や、わざと一部下地を見せたい場合(例えばナイフで絵具を一部削るなど)それに合わせて下地の色を選ぶ場合もあるのです。ですので寒色系もあります。(私はあまり好みではありませんけど) 数種類の下塗りを用意しています。 |
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| 種類:回答 どんな人:経験者 自信:参考意見 |
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回答日時:08/04/04 07:27 回答番号:No.4 |
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回答 |
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| 回答者:noname#61958 | 下地に関して手ごろなサイトがあります。 「ART NAVI」(http://www.artnavi.ne.jp/representation/gazai/index.html) 下の方に「3号館 研究室」とゆーのがあり、 「研究アトリエ 絵画下地」がそれです。 歴史的な流れも含めた解説です。 読まれてみてはいかがでしょうか。 |
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| 種類:アドバイス どんな人:一般人 自信:参考意見 |
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回答日時:08/04/04 06:46 回答番号:No.3 |
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| この回答へのお礼 | この回答にお礼をつける(質問者のみ) |
回答 |
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| 回答者:hirarno36 | NO1さんの回答の通り、小型のキャンバスなら買ったほうが確かに安いですね。30号をこの冬製作しましたが、木枠(支持体)に布(画材店で買ってきたもの・中目)を貼りました。 後に絵を木枠から剥がして保管するために下塗りにジェッソは使わずシルバーホワイトの絵具を塗りました。(ジェッソだと剥がす時にひび割れの可能性があったからです) 1週間ほど乾かしてから荒目のサンドペーパーで均します。 あとは普通に描きすすめます。 完成後、艶出しと皮膜で画面を保護するためにタブロー(液体)を使っています。半年ぐらい乾かしてからが良いようですが、スプレータイプ(ラピッドタブロー)なら指で触って粘つかないぐらいになれば使えます。いずれも天気の良い乾燥した日に実行するとよいでしょう。スプレーするときは画面から30センチほど離し、左から右へと何度か吹きかけます。往復するのは中央のみが、かかりすぎるのでNGです。逆に艶を消したい場合にはマットタブローもあります。 場合によってはマチエール(画肌)を出すための下地をファンデーションホワイトなどで作ります。でこぼこにするために荒めに筆で画面にこすり付けて木の肌、壁などの表現に使います。下塗りはイエローオーカーやバーントシエンナなどを下地の上から薄く塗っています。 |
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| 種類:回答 どんな人:経験者 自信:参考意見 |
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回答日時:08/04/03 21:38 回答番号:No.2 |
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| この回答への補足 | ご回答ありがとうございます。少しわからない点が・・・教えてください。 >下塗りにジェッソは使わずシルバーホワイトの絵具を塗りました・・・ >下塗りはイエローオーカーやバーントシエンナなどを・・・ イエローオーカー等は何となくわかりますが、下塗りに「白」を塗るのはどうしてですか?どんな効果があるのかわからないです。。 それ以前に、私はキャンバスにそのまま描いてしまいますが、下塗りとは普通するものなんでしょうか?しないのはへんでしょうか?(@_@;??よろしくお願いします。 |
| この回答へのお礼 | この回答にお礼をつける(質問者のみ) |
回答 |
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| 回答者:llama | ロールキャンバスを使うのなら大作やたくさんの作品を描く のであれば割からすると安いのですが、15号や20号くらいを ちょぼちょぼ描くのであれば張りキャンを買ったほうが割安ですね。 公募に出展するのならキャンバスはいいのを買いましょう。 フナオカぐらいなら十分でしょう。 習作でつかうのならなにもキャンバスでなくても ダンボールや木材にアクリルジェッソをぬった簡単なもので十分では ないでしょうか?安くあがるうえに耐久度もまずまずです。 ルツーセをぬって油を吸いすぎないようにしなければいけませんが たいした手間ではないはずです。 (アクリル、油兼用のキャンバスの対処方はルツーセを薄くぬること。) 下地は油絵の具でもいいのですが、比重が重く、不透明な色でないと いけません。白ならシルバーホワイト、オーカー、ライトレッド シエナ系絵の具など重ねます。上の色を化学変化で変色させず、 なおかつ重金属や土系絵の具で比重が重いのが好ましいのです。 が、乾燥は恐ろしく遅いですよ。一月以上は必ず乾燥させましょう。 ジェッソと言うのは簡単にいうと石膏地のことです。 今日ではチタニウムホワイトとアルミナなどをまぜたものに ニカワで固めるかアクリルエマルジョン(アクリル樹脂) で固めます。マットな下地で原色が映えます。 エマルジョンというのは、水分と油分を取り込んだもの (生クリームみたいなものとお考え下さい。卵白と水分と油脂 が一緒に合わさったものでしょ?油と水は本来一緒には混ざりませんが 混在することはつなぎがあれば出来るのです。) 質問者さんがいうエマルジョンはアクリル樹脂のことですか? あれは合成の樹脂と水分が一緒に混ざったものと考えればいいと 思います。(合成でも天然でも樹脂は油分です。) 最後にこの内容すべてグザビエ・ドラングレ著「油彩画の技術」 に書かれています。参考にしてください。 また、画材メーカーHPに詳しく画材の性質を記載しています。 ちょっとのぞいてみてはいかがですか? |
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| 種類:回答 どんな人:経験者 自信:自信あり |
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回答日時:08/04/03 17:25 回答番号:No.1 |
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| この回答への補足 | この回答に補足をつける(質問者のみ) |
| この回答へのお礼 | ご回答ありがとうございます。とても難しくて理解するのに時間がかかりそうです。 >下地は油絵の具でもいいのですが、比重が重く、不透明な色でないと いけません・・・ この下地とは下塗りのことでしょうか?キャンバスに塗ってから描き始めるんですよね?通常は油絵の具ではないのでしょうか?? 疑問が絶えません。。もう少し色々調べて勉強してみます。。 |