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質問

QNo.3068853 年金に適しているのは?
質問者:noname#36681  国会でうんざりする様な、審議をしているアンマッチの厚生年金。
 今後、ますます改悪されそうなやので、リスク・ヘッジを今から、
行っていきたいと思います。
  さて、「ゼロ・ク−ポン債」と「外貨建て年金」では、どちらが
公的年金の補完にむいているのでしょうか。
  また、それぞれの「メリット・デメリット」も、お教えください。   
困り度:
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質問投稿日時:
07/06/09 07:48
この質問に対する回答は締め切られました。

回答

ANo.3 結論から言うと、No.2の方の回答と一部被りますが…、
「公的年金の補完」という事は、「ご自身で年金運用をする」という趣旨だと理解します。

年金運用の最大の特徴は、投資期間が長い、という事です。その特徴から、「株を主な投資対象にする」のが、投資理論の中でも、基礎中の基礎の考え方です。

「株はハイリスク・ハイリターン」とよく言われます。投資理論でいうリスクとは、リターンのばらつきが大きい、という意味です。例えば、株が1年で25%上がる可能性が10%、15%上がる可能性が20%、5%上がる可能性が40%、5%下がる可能性が20%、15%下がる可能性が10%だと仮定します。(リターンの期待値は、25%×0.1+15%×0.2+5%×0.4…=5%になります)
この場合、リターンは、25%から−15%の範囲で、それぞれ両極端でも10%の確率がありますから、感覚的にリターンのばらつきが多い、というのがお解かりいただけると思います。一方、1年満期で1%の利回りの国債があったとすると、政府が債務不履行にならない限りは、1%のリターンです。債務不履行になれば、紙屑あるいは元本の一部しか返ってこない、という事になりますが、その確率は非常に低いので、1%のリターンになる確率は非常に高いです。こういうのを、リターンのばらつきが小さい=リスクが小さい、と言います。

上記の株のリターンのばらつきは全くテキトーに数字を置いただけですが、とにかく「株はリターンのばらつきは大きいが、期待値としてのリターンは高く、国債はリターンのばらつきは小さいが期待値としてのリターンも低い」というのは、「たぶん、そうなんだろうな」ぐらいは、思っていただけると思います。これがよく言われる「リスクの高いものほど、(期待)リターンも高い」というものです。
株のリスクの高さを軽減する一つの方法は、投資期間を長くする事です。投資期間を長くすればするほど、買った時のタイミングの良し悪しの影響が小さくなり、リターンは株の長期トレンドに近づいていきます。(因みに、参考URLに入れたサイトによれば、20世紀の100年間の世界の株式市場の平均では、インフレ調整後で5.6%のリターンだったそうです。過去100年のインフレ率は知りませんが、おそらくインフレ率調整前であれば、10%前後にはなるのでしょう。)

こういう理由から「年金運用は株が主体」という事になります。ただ、銘柄ごとのリスクや、手数料を考えると、個人で運用する場合は、インデックス投信やETFが対象になると思います。

次に、為替リスクを考えます。先ほど「リスクの高いものほどリターンも高い」(言い換えれば、「リスクをとれば、確率的には、その勇気は報われるはず」)と書きましたが、実は為替リスクには、この「原則」は当て嵌まりません。為替リスクは、確率的には、リスクをとった分、リターンがあがるとは言えません。アメリカ人が円の債券を買うのと、日本人がドルの債券を買うのとで考えて見ます。日本人からすれば、「為替リスクをとったのだから、円債よりも儲かってほしい」と思うのは自然です。具体的に言えば、例えばドル債が4%で円債が1%だったら、ドル債を買った日本人は「3%以上の円高にはならないで欲しい」と考える、という事です。一方、円債を買ったアメリカ人は、為替リスクをとったのだから、ドル債以上に儲かって欲しい、と思うのも自然で、同じ例で言えば「3%以上の円高になって欲しい」という事です。つまり、日本人がドルのリスクをとった事が報われる(=3%以上の円高にはならなかった)状況では、アメリカ人は報われていないはずなので、一般論としては「株のリスクは報われると期待していいが、為替リスクは、そういう期待はできない」という事になります。

年金運用は、「投資期間の長さから、リスクをとる事でリターンをあげる事ができる」という事が特徴なので、為替リスクは、せっかくの特徴を生かさない、という事になります。だから、「ゼロ・ク−ポン債と外貨建て年金では、どちらが公的年金の補完にむいているか」という質問には、基礎的な理論に従えば、「どっちも向いてない」という事になります。(但し、質問者ご自身の相場観に基づいて買う分には一向に構いません。また、日本でのインフレリスクのヘッジとして、一部外貨建資産を持とう、というのは、金投資を一部入れておこう、というのと同じ意味で、それなりの合理性はあります。あくまで、主要な投資対象としては適さない、という意味です。)

但し、「為替リスクが報われる期待が確率的にはできない」というのは、具体的には「金利差を相殺するぐらい為替は動くだろう」という仮定を意味します。ですから、リスクをとる価値がないだけで、損する訳ではありません。また金利差の理由の大半は、インフレ率の差から来ていますが、「株は長い目で見ればインフレリスクは無い」と考えられています。ですから、「外国株は、為替リスクは意味がないが、株そのものとしてのリスクは取る意味はある」と言えます。つまり、外国株は年金運用の対象として適格です。
外貨年金は、私の理解するところでは、最近はやっているのは「実質的な投資対象は国債などの信用度の高い債券で、外貨ベースでは事実上利回りが決まっている」というものなので、外貨建ゼロクーポン債と同様に考えるべきだと思いますが、もし外国株を投資対象にしているものであれば、話は違ってきます。
回答者:tiuhti
種類:回答
どんな人:経験者
自信:自信あり
回答日時:
07/06/12 18:48
参考URL: http://www.watsonwyatt.co.jp/publications/wwreview/wwr22/2205/index...
この回答へのお礼この回答にお礼をつける(質問者のみ)

回答

ANo.2 >さて、「ゼロ・ク−ポン債」と「外貨建て年金」では、どちらが
>公的年金の補完にむいているのでしょうか。

比較ではゼロクーポン債が優位と考えています。
理由は変額(投資型)年金だと手数料が非常に高いです。
ゼロクーポンだと投資額にもよりますが、
300万くらいあれば、
年率0.5%以下の手数料で運用できると思います。
数十万円のクーポン債をいくつか買って、
償還タイミングを変えると税金も低く抑えれます。

また、ポンドはともかく、豪ドルのようなマイナー通貨は
為替変動が大きいと言われています。
特に豪ドル相場は日本の個人投資家の影響が強いそうです。

>目標の運用利回りは、6%台で12年で元本が2倍になればと考えておりますので、一定のリスクは取っていくつもりです。
>運用期間は15年間。
外債で運用利回り6%は厳しいと思います。
過去の債券利回りの歴史を考えても、
3%程度の目標が妥当ではないでしょうか。
ここ数年間は為替が追い風になっていましたが、
これがこのまま続く保証はないばかりか、
円高で逆風というリスクもあります。

本気で6%を狙うなら、
株式でETFを購入することが
ベストだと思います。
株式の平均リターンは
歴史的にみて6〜7%と言われています。
債券よりもリターンは上回る傾向にあります。

ただし、大きな相場変動リスクがありますが、
15年間という期間で運用できるのは大きな強みです。
銘柄変動リスクは指数に投資するETFを購入することで
吸収できます。

と言っても、株式だけだとリスクが高いので、
株式と債券の比率を考えて分けて運用すると、
資産全体のリスクが低下します。

個人の見解に基づいた意見ですので、
ご参考まで。
回答者:atumaro
種類:アドバイス
どんな人:経験者
自信:参考意見
回答日時:
07/06/10 03:15
この回答へのお礼この回答にお礼をつける(質問者のみ)

回答良回答20pt

ANo.1 ゼロ・ク−ポン債
(念のため、円建てでの債券ですよね)
・メリット
 投資開始の時点で、満期時受取額が確定する(利回り決定)
・デメリット
 発行会社の破綻で満期額を受け取れない危険性はある
 投資時点で利回りが確定してしまうので、将来的に金利が上がっていたら投資効率は悪くなる

外貨建て年金
・メリット
 急激な円安が進むと、将来的に円ベースでの受取額は増加
・デメリット
 急激な円高が進むと、将来的に円ベースでの受取額は減少

老後資金のための運用は、その人の年齢(運用期間)や、リスク許容度によって大きく変わります。質問文からは、非常に答えにくいです。
回答者:taka-996
種類:アドバイス
どんな人:専門家
自信:参考意見
回答日時:
07/06/09 09:58
この回答へのお礼ありがとうございました。
 ところで、下段に記載されていた件ですが、運用期間は15年間。
 目標の運用利回りは、6%台で12年で元本が2倍になればと考えておりますので、一定のリスクは取っていくつもりです。
 なお、ゼロ・ク−ポン債は外債(アメリカ:4%台)を検討しております。
 本来なら、「イギリス・オ−ストラリアの商品」があれば購入をしたかったのですが、個人では買える商品が無い様なので、外貨建ての年金
(ポンドまたは、オ−ストラリフドル建て)について、お尋ねしてみました。
当初は、変額保険を検討していたのですが。